2,3日前にこんな催しがあると聞いて、行ってきました。出雲路橋大茶会。コーヒー持って乱入です。
〜流だの〜派だのの家元とか師範とか先生がいて皆で短歌を詠んでたりしたらどうしよう。つまみだされるんだろうな。と震えながら行ったのですが、なんのことはない。ゆるーくお茶しましょ。という集まりでした。おもてなしの心を持っていればOKということで、すんなり潜入。anowaニョキニョキのメンツもいたし。
学生時代の友人、ゴリ発見。インド、沖縄経由ただ今滋賀漂流中。
この日は隣で月光荘もお花見をやってて、かけもちだそうな。
さんぴん茶でおもてなし。
この日はとにかく寒いうえに風が強くて体温がはぎとられていく。ガスコンロの火もうまくつかないのでお湯も沸かせない。コーヒーも淹れれませんなあと思っていたら。
ゴリ自作のパオ(ゲル、モンゴルの遊牧民が使用する移動式住居)始動!とりあえず寒すぎて、どれぐらい寒いかというとフル充電のスマホが電池切れ表示とともに電源オフになるぐらい。早く組み立てて暖をとらねば僕までオフになりそう。
しかし設営は難航。作った本人も段取りがよく分かってないご様子。ああ手がかじかんで動かん・・・。
茶人たちの力を結集し、壁ができました。モンゴル人偉い!壁だけでかなり暖かい。
ちなみに屋根をつけると撤去命令がくだるのだってさ。鴨川はタープ、テント禁止だそうな。
遊牧民も生きずづらい。
で、みんなで退避。お湯を沸かしてやっとコーヒー振る舞えました。
この日知り合った鴨ん会の方と、互いのコーヒーとお茶を交換。
朝宮産のお茶だそうで、抹茶なのにハーブのような清々しさで新感覚!結構な御点前ですな。
対する本日のコーヒーはハイチとブラジルとガテマラのブレンドでございます。春の浮かれ感を表現。高評価をいただきました。
和と洋、ボーダーレスな異種格闘技戦。ジャンルを超えた交流。こういう形で世界がほどよく溶け合っていければよいのに。コーヒーはコーヒーとして、抹茶は抹茶として。
隣のコーヒーをひっくり返す者、隣の抹茶に勝手にミルクを入れる者。
個を個のまま受け入れられない者のあまりに多いことか。
モンゴルの遊牧民のテントのなかでお茶とコーヒーを飲んでたら、ふとそんな考えに至りました。
日も暮れてきて、この日はスタジオなので(本職はギタリストです)早々と閉店。突然の乱入失礼しました。
来年はちゃんと準備して、たくさんコーヒー淹れたく思います。
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